もしスピードを出し過ぎたら自動で制御するように出来るってホント?

大型車両は加速すると制動距離が長くなる

制動距離はブレーキを作動させてから実際に停止するまでに走った距離です。車両が重く、スピードが速いほど制動距離は長くなります。大型車両の一種であるトラックはこの傾向が顕著であり、同じスピードでも普通乗用車と比べると制動距離は非常に長いものになります。また、積んでいる荷物が多くなるとそれだけ車体全体も重くなるのでさらに制動距離は長くなるのです。トラックには車両のサイズごとに搭載できる荷物の量が決まっています。規定量を超えて荷物を積むと過積載の状態になり、制動距離が極端に長くなってしまうので危険です。大型車両は車体が大きく重たいので走り始めの際はなかなか加速しませんが、一度加速すると完全に停止するまで長い距離を要する点を注意しなければいけません。

自動制御のシステムはトラック輸送の安全性向上に不可欠

トラック輸送は現代社会の物流システムに不可欠です。あらゆる道路をトラックが走るのが当たり前の光景になっていますが、その一方で大型車両がもたらす重大な交通事故も問題視されています。事故の多くはスピードの出し過ぎが原因であることから、ドライバーには安全第一の心構えが求められるのです。しかし、下り坂での走行のようにドライバーが気づかないうちにトラックが加速することもあります。そのような不測の事態に対処できるように、近年になって自動制御システムを搭載したトラックが増えています。自動制御システムは速度制御装置の名称で知られ、時速90キロを超えた加速ができない仕組みになっています。加速したトラックは停めるのが困難なので、最初からスピードが出ないようにすることで安全性の向上を図っているのです。

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